オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡ syandery名でツイッターもあります☆そちらのメッセージ機能もご利用いただけます

熊野大社のあった本当の場所を求めて②



イメージ 1
今回もやはりオカルティー風味が漂いますので、
苦手な方はスルーでお願いします。


さて、島根の熊野大社が本来あった場所を求めて、
神職さんに教えてもらった山へと、お姉さんと車で向かいました。
イメージ 2



車がすれ違えそうにない山道の道路を進んでゆくと、
小さな駐車場らしき所があり、車から降りました。
イメージ 3
その駐車場から進行方向を確認すると、
山あいの向こうにツンとたった高い山が見えました。

「まさかあの山のうえじゃないよね?」

磐座(いわくら)があるのってたいてい頂上付近じゃないですか。
何の準備もしてない軽装であの山は無理です。

まあしかし人間とはそうであってほしくないことは
そんなことないよねと思ってしまうもので(笑)
イメージ 4
もっと手前だよねと言いながら山道を歩いて行きました。


うわー棚田があるー!
イメージ 5
田舎情緒まんてんの山道を喜々として登って行きます。


そのうち民家も無くなり、
「天狗山入口」のさしかかりました。
イメージ 6
何を感じたのか、お姉さんがここで躊躇し始めました。
ここ、入っていくの?と。
もう遅い時間だから今から山に入るのは危ないのではという
慎重なお姉さんに対して、
わりと一人旅でも暗い田舎を歩くことのある私には
広くて綺麗な道に見えたので、
とりあえず行ける所まで行ってみましょう・と。


「行ける所まで」という言葉に騙されて(笑)
しょうがなくついてくるお姉さん。


コンクリートの道が終わり、
なかなかに山道らしい道になってきました。
イメージ 7
神職さん曰く、5月以降になると草ぼうぼうになり
山道は歩けなくなるのだそうです。


私たちは道すがら、
人類の始まりは宇宙人の遺伝子操作説やら
お姉さんの旦那さんのUFO目撃談やら、
街中では出来そうにないディープな話を
誰に遠慮することもなくのびのびと話していました(笑)
イメージ 8
お姉さんいわく、
松江では海でのUFO目撃談が多いのだそうです。

お姉さんの旦那さんも、バイクをとめて
海辺で缶コーヒーを飲んでいたところ、
海の向こうに銀に光る球体を見たんだそうな。
そしてそれは一瞬にして目の前に来て、
その大きさたるや、
ビルのような何十メートルもの大きさだったとのこと。

その球体を見上げると、
上のほうに窓らしきものもあったそうな。
(その中や生命体までは見えなかったそう。)
そして、
それはまた一瞬にして飛び去ったんだそうな。

私の感触では、
島根の人はオカルティー否定派が多い気がしていたので、
まさかここでのオカルティー談を聞けるとは!
(お姉さんの旦那さんはものすごく真面目な人です。)


山の色が深くなってきました。
イメージ 9

やがて山道は細くなってきて、
気圧の変化に敏感なお姉さんが
気圧が変わったのを感じると言いました。
そしておもむろに立ち止まり、
山道を見上げ、
これ以上行くの?と不安そうな顔をしました。


私はすぐそこに磐座があるんじゃないかと思って、
もうすぐそこなんじゃない?と。

ちょっとそこまで見てきますと言って
登って行く私にしたがって、
しぶしぶとついてくるお姉さん(笑)


イメージ 10
いちおう案内の看板とかもあるのですが、
それが廃れていると
逆に不気味っくす(笑)

お姉さんは
遭難するといけないから…と言い出しました。

遭難だなんて、
一本道でそれはないっしょと思って
私はガツガツと進みました。



道中、こんなでっかい葉っぱを見つけました。
イメージ 11
くっ付いてるちっちゃい葉っぱが
普通の葉っぱのサイズですよね。

山は町中では見かけない植物がちょいちょいありますね。
(あくまでも危機意識のない私)



さて、山道が急に岩ゴツゴツのハードな道に変わりました。
雪もまだ残っています。
イメージ 12
右上の矢印の所が道なのですが、わかりますか?


さすがにここは行けないでしょうと
お姉さんは引き返す気満々になりましたが、
私は、道がこのように変わったのなら
磐座はすぐそこにあるのではという気がしていたのでした。
で、
靴がぶかぶかしていてこの道は歩けないという
お姉さんにちょっとここで待機してもらい、
自分一人でちょっと見てくることにしました。


ちょっと登ると、向こうから
どうだった~?
というお姉さんの声が聞こえてきました。

岩がガタガタしていた所を越えると、
わりと平たんな道があるよと返事しました。
イメージ 13

向こうから渋々登ってくるお姉さん(笑)


この自分とお姉さんのやりとりに、
昔のいとこのことを思い出しました。

子供の頃、
年下のいとこの男の子とよく遊んでいたのですが、
その子は怖がりで、暗い所や神社の林をよく怖がっていました。
が、
私は目的地を想定すると引き返したくなくなります。
ので、
大丈夫・大丈夫と言ってぐんぐん進みます。

さっさと進んじゃう私に
置いて行かれて独りになるのが怖くて、
いとこは猛烈に怖がりながら渋々と私について来るのでした(笑)


(ちょっと道が分かりにくくなってくる。磐座けっこう遠い?)
イメージ 14

先日、
来年の運勢を見ようと本屋さんで占いの本を立ち読みしました。
(あくまでも立ち読み)

そこに<あなたの性格>というのがあって、
目的が出来ると利己的になり、
周りの人の意見を聞かなくなるのが悪いところです。
と書かれていました。

お尻に苔が生えるほど超消極的な自分が
目的のためにそこまで猛烈になるかね?
と首をかしげていましたが、
たしかに、
周りの不安も何とやら。
登ると言ったら危険であろうが山登り
…というこのありようは確かにそうかも知れません(笑)



お姉さんはついに足をとめて、
これ以上行ったら遭難してしまうかもしれないから。
と、完全に止まってしまいました。
イメージ 15
ふ~む、意外に磐座はすぐそこにあるようで
なかなか見えてこないんだなあ。

ここをちょっと登ったらないかな?
と言うと、お姉さんは
ない!
ときっぱり。


ほんじゃ、引き返しますか…
と、
後ろ髪ひかれる思いはありましたが、
今度また来ますと道の先の磐座に手を合わせ、
来た道を引き返しました。
イメージ 16



引き返してゆくお姉さん。
イメージ 17
1時間ぐらい歩いたよと言われ、驚きました。

オカルティー話が面白すぎて
そんなに歩いたなんて全然思っていませんでした。
というか、
いつものことだけど時計も持ってきてないし、
時間とか見ないから
そもそも時間を気にしない。
このスタンスでよく、
いつも一人で歩き回ってて何事もなかったものだなと。


(双子の葉っぱ?)
イメージ 18
(葉っぱも1枚1枚、個性がありますよね)



ここまでひっぱって、
結局、もと熊野大社のあった天宮山磐座をお見せすることが出来ず
すみません。
m(_ _)m

これからの時期はもう雪が降ってしまいますので
登ることが出来ません。

また今度来よう。
というお姉さんの言葉を信じて
次のチャンスを待ちたいと思います。


(帰り道。お姉さんの忠告を聞いて引き返して良かったのかもしれない。)
イメージ 19


帰宅後、
いちおう地図で歩いてきた道を調べてみました。

圧倒的にポンと高い山頂があり、
そこに天狗山と書かれていました。
どうやら駐車場から見えたあの高い山がそうだったようです。

そして、
山道は頂上に近づくにつれ
細かく蛇行している様子が見て取れました。
かなり登山な感じなのでしょう。

その蛇行ポイントに入る手前ぐらいまで
私たちは登っていたようでしたが、
あのまま進んでいて磐座まで行けたかどうかは
ちょっと分かりません
イメージ 20
この山は朝から登らないといけないのです。
そしてもっと
山登りなスタイルで行かねばならないのです。


天宮山磐座まで行きたいと思っておられる方が居られましたら、

参考までに。





うぬぬぬぬぅ~~~~~っ
リベンジした~い!


……………………………………………

≪追伸≫
山道を写真に撮るとよく渦巻く写真が撮れるのですが、
ここではいっさい撮れませんでした。
オーブも全くなしです。
エネルギーのある所かと思っていたので
むしろ不思議です。