オリガミ ヲ キリガミ オカルティー(総合)

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ちょっと不思議な話⑩☆愛犬

 
 
ややオカルティー注意
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苦手な人はスルーでね。

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久々に・積極的に話すほどじゃないけど、
ちょっと不思議だったなあと思う体験談を書いてみるシリーズ
☆第10弾☆です。


先日、
百均で収納ケースを買ったことをきっかけに、
引っ越し前に雑に箱に詰め込んでいた写真を入れ替え、
少々整理していました。
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とにかく慌てて写真という写真を箱に詰め込んでいたので、
子どもの頃のからわりと最近のまで
ごっちゃごちゃになっていたました。なので、
少々中身も確認しながら整理していました。

その中に、
子どもの頃から一緒に成長してきた思い出深い愛犬の写真が出てきたので
ちょっと不思議だった想い出を書いてみます。

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先ほども書きましたように、
我が家には、私が子どもの頃から社会人になるまで
ずっといたけっこう長生きの愛犬タロ(仮)がいました。

両親共働きで、
きょうだいらは活発・スポーツなどの習い事に忙しく、
一方、インドアな私はいつも家に一人でいました。
そして、
家にいる時間の多くをタロと過ごしていました。
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タロも私のことを熱愛してくれていて(笑)
私が帰宅すると、
いつも脱いだ靴に顔を突っ込んで大興奮していました(笑)
私の靴だけに反応するので、
家族にはお前の足が臭いんじゃないかと言われていましたが(笑)
エサを持ってくるとワンワン言って喜ぶのは
私の時だけだったので、
タロが靴に顔を突っ込む行為は私への愛だと自分では解釈。


私は高卒で社会人になったので、
その頃にはまだタロは存命でした。
が、だいぶ歳をとっていました。

そして、
私がちょうど会社を辞めた日に、タロは死にました。
間もなく他府県での新生活が始まる直前でした。

引っ越しまでの一週間、
タロがいつも過ごしていた玄関に線香をあげました。
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私が玄関に座ると、
タロはいつも喜んでやってきて、
靴をはくまでの短い間でも、ひざに顔をのせて甘えたり、
ひざ下にもぐって背中を擦りつけたりしていました。
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いつもあたりまえにずっと居たタロ。
居なくなった寂しさが身に染みて、
線香をあげながら玄関に座り、泣いていました。

その日も、
タロがいつも寝ていたところに線香をあげ、
玄関でぼーっと座っていました。

すると、
1.3mほど先に立っている線香から、
たちのぼっていた一筋の煙がこちらに向かって
スーッと流れてきました。
締め切った風のない玄関の空間で煙が横に動くなんて
おかしなことなんですが、
その時の私はぼーっとしていて何も考えていませんでした。

やがて一筋に伸びた煙の先が
私の膝の上でくるくるわだかまり
その煙の先がさらに私のひざ下にもぐり始めました。
その時、
あ、これはタロだ!
と気がつきました。
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(整理していて見つけた、スリスリ甘えるタロの写真)


ひとしきり、膝まわりにまといついて甘えると、
煙は私のまわりをくるくると2周して、
そして、
ふっと消えました。

目の前には、線香と、
何事もなかったようにまっすぐ上にたちのぼる煙。
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また煙となってやって来てくれないかと、
翌日も、翌々日も線香をあげましたが、
煙がタロとなって寄って来てくれたのは
あの一度きりでした。


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タロが死んだ日は、
まさに会社を退職するその日だったのですが、
私はその日、会社の物を自宅に持って帰ったまま
返却することを忘れていたことに気付きました。

退社する日なので、明日持ってきますというわけにもいかず。
そのことを話すと、
上司が「今から帰宅して持ってきたらいいよ」
と言ってくれました。
最終日なので特に仕事もなく、半日あまっていたのです。
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営業の人が、時間が空いているからということで、
車に乗せてくれることになりました。
家までけっこう遠かったので、
バス&電車だと終業までに間に合うか不安だったので
ありがたや・ありがたや。

もう退職ということもあって、何だか晴れがましい気持ちで
わーっと営業の人と楽しくおしゃべりしながら数十分、
車を家の前にとめてもらい、
すみません、じゃ、取ってきますと、
車から降りてダッシュで庭に駆け込みました。

すると、
タロが玄関から庭まで出て来ていて、
こちらに向かってしっぽを振っているではありませんか。
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タロは晩年、
ほとんど耳も聞こえなくなり、目もあまり見えなくなり、
歳をとったので玄関のちょっとした段差も
降りられなくなっていたので、
庭まで自力で出てくることは久しくなかったのです。

タロ、今日は元気なんじゃん!
と、
しゃがんで、お迎えに出てくれていたタロを
なでなでしました。

どのくらいそうやっていたのか、
不思議と時間の感覚を失っていたことにハッと気がつき、
何やってんだろ、営業の人が待っててくれてるのにと、
慌てて家へ、忘れ物を取りに入りました。
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(ひざに顔をのせて甘えるタロ)


そしてその日、
退職した会社から帰宅すると、
玄関には花とともに箱に安置されているタロが。

忘れ物をしていったん帰ることがなかったら、
あの夕方の最後のお別れをすることができなかったのです。
不思議なことですが、
会社を途中ぬけてまで取りに帰った「会社の物」が
何であったのか、全然思い出せないのです。
それはもう、
退社して数日ぐらいで、
あれ?家に取りに帰った物って何だっけ?と
思い出せなくなっていたので、
本当にそんな物があったのかも、もはや謎です。

タロが最後のお別れのために仕掛けた
不思議だったのかも知れません。

(いま書いていて気付いたけど、もう車の音も聞こえなかったのに
庭までお出迎えしてくれていたことも不思議です。
まるで帰ってくることを知っていたかのようです。)

 



また生まれ変わったタロに会いたいです。
 


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「話すほどじゃないちょっと不思議な話」
 

 

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