ちょっと不思議な話⑤☆ちっさいノート
※注意・ややオカルティー。苦手な方はスルーしてね☆
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積極的に話すほどじゃないけど、
ちょっと不思議だったなあと思う体験談を書いてみるシリーズ
☆第5弾☆です。
●ちっさいノート
うちの親は商売をしていましたので、
領収書かな?ミシン目から切り取ってお客さんに渡す証書を使っていました。
領収書かな?ミシン目から切り取ってお客さんに渡す証書を使っていました。
それを使い終わると、綴じ目側についている
店側保管用の短い証書の部分が残るのです。
で、
親が「ちっさいノートやるわ」と言ってそれをくれたのですが、
ちっさすぎるし、よけいな印刷もついてるし、使いようがありません(笑)
店側保管用の短い証書の部分が残るのです。
で、
親が「ちっさいノートやるわ」と言ってそれをくれたのですが、
ちっさすぎるし、よけいな印刷もついてるし、使いようがありません(笑)
で、
どうすればいいのか分からないので、
引き出しに入れてほっといてました (;・ω・)
そんなことなどすっかり忘れていたある時、
おじいちゃんが具合を悪くしてしまい、入院。
かなり状態が悪いと聞かされました。
すごく心配になったのですが、子供では何もできません。
それでどうしようもなくて、思いついたのが
「神様にお願いすること」
でした。
普通はそこで神社にでも行って手を合わせることを考えるものですが、
とにかく消極的で頭の回転が悪い私が取った方法とは、
紙にお願いごとを書く事・でした(笑)
その時に使ったのが、あのちっさいノートです(笑)
「おじいちゃんのぐあいがよくなりますように」
そう書いて、また引き出しにしまいました。
以上。(笑)
のちに、おじいちゃんは体調が改善し、退院できたので、
私はちっさいノートの、お願い事を書いた次のページに
「おじいちゃんがよくなりました ありがとうございました」
とお礼を書きました。
それからどれぐらいたったか、
ある時、
私はお気に入りのぬいぐるみを失くしてしまったのです。
かなり必死に何日も探し回ったのですが、どうにも見つからないのです。
もうどうにもこうにもならなくて、途方に暮れていた時、
ふと、
もうどうにもこうにもならなくて、途方に暮れていた時、
ふと、
あのちっさいノートのことを想い出しました。
「ぬいぐるみがみつかりますように」
そのぬいぐるみの絵付きで件のノートに書きました。
どういうふうに見つかったのか忘れましたが、
間もなくぬいぐるみは見つかりました。
そして、
またノートの次のページにお礼を書いて…
ということを何回か繰り返したのでした。
不思議なことに、
100発100中、願いが叶っていることに気づきました。
しかし、子供なので、
特にそれを重要視することなく、
特にそれを重要視することなく、
いつの間にかそのノートのことは忘れました。
さて、
高校生ぐらいになった時、
片づけ中に引き出しからそのちっさいノートを見つけ、
ページをめくりながら懐かしい想いで振り返っていました。
ページをめくりながら懐かしい想いで振り返っていました。
が、もう
そういう不思議をどこか信じることができなくなっている半大人だったので、
もういいや・と、
そういう不思議をどこか信じることができなくなっている半大人だったので、
もういいや・と、
片付けの勢いのままゴミ袋にポイッと入れました。
私はものすごく身体の具合が悪くなりました。
人生もとにかくうまくいかず、辛いことばかり押し寄せてくるので、
何もかもに絶望していて、
なぜ私はこんななんだろうと、
延々と「何故」「なぜ」と考え続けていました。
そして、
いつから私はこんなに苦しくなったのか?と、時期をたどって考えていた時、
ハッと気づきました。
ちょうど具合が悪くなりだしたあの時、ちっさいノートを捨てたことを…
願いが叶い続けていたことも、
人生が泥のようになったことも、
ちっさいノートとは関係ないのかもしれません。
しれませんが、
もしかしてと思い、
一生懸命、すててしまったことをノートに謝りました。
そういう見えないものへの畏怖を、
純真に信じることができない人間になってしまっていたことも。
そしてあれから●十年。
今も全然報われない人生です(笑)
ちっさいノートよ、私が信じることのできないバカでした。
どうかもう許してください m(_ _)m
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